軒を支える斗栱

桁などの横架材の荷重を分散するために、柱と横架材の間に斗栱(ときょう)という部材を挟みます。

 

斗栱
通し柱の上に、斗(ます*1)と肘木(ひじき*2)を組み合わせ、軒からの伝わる屋根を支える役割を持ちます。

 

*1 斗:構造を支えるサイコロ状の部材。
*2 肘木:桁の荷重を分散させるための柱の上に設置する短い横架材。

 
摩尼殿
軒が深くなるほどその垂木を支えるために、斗栱を一手、二手、三手と組み上げていきます。